どこかで感謝日記を書くのが生活を良くするためにいいと聞いてやってみたけどいまいち効果が実感できない。また感謝日記の書き方が間違っているかもしれないと不安になっている人もいるのではないでしょうか?
せっかく感謝日記を書くならどのような効果があるのか理解し、正しい書き方を身につけたほうがいいでしょう。
感謝日記の8つの効果
感謝日記を書くことは、8つもの効果があると心理学的に言われています。
今という瞬間から最大限の満足感と楽しみを引き出せる
感謝日記をつけ始めると起きた物事を当たり前と思わず、価値のあることと思えて、満足感と楽しみを引き出してくれます。
自尊心や自信が高まる
普段どれだけ周りに人にやってもらっているかまた自分がどれだけのことをやっているのか気づくことができ、自尊心や自信が高まります。
ストレスやトラウマを軽減する働きがある
日々感謝していると現状に対する満足感が高まり、ストレスやトラウマに対して上手に対処できるようになり、軽減されます。
道徳的な行動ができるようになる
感謝する気持ちが高まってくると自分がいかに恵まれているか気づき他人に協力的な行動をとれるようになったり、物に対する執着が減ると言われています。
人間関係をよくする手助けになる
感謝日記をつけると他の人とのつながりをもっと感じられるようになります。そうすると他人に何かしてあげたくなり、強固な人間関係を築けるようになります。
ネガティブな感情を減らすことができる
感謝している間は、怒り、妬み、嫉妬などネガティブな感情を抱くことが難しいので、軽減されることができるのです。
普段当たり前だと思っている恵まれていることに気づける
人間はどんなに恵まれた状況にいてもすぐに慣れてしまうという驚くべき作用があります。例えば頑張っていい大学に入っても最初の頃はうれしくても時間が経つと当たり前になり、恵まれている状況を感じにくくなるのです。
感謝日記をつけると普段当たり前だと思っていた恵まれていたことに気づけるようになります。
他人と比較して不平不満を感じることが少なくなる
どんなひとでもついつい他人と比較して不平不満を感じるものです。しかし感謝日記をつければ、自分の今あるものの有難さに気づくことができて、不平不満を感じることが少なくなるのです。
感謝日記の書き方
感謝日記を1日のうちにいつ書けばいいのか?実はいつでもかまいません。ただ1点だけ気を付けることは、普段の日常から離れてゆっくり考えられる時間がいいでしょう。
ざわざわした状況で書くとゆっくり感謝できることを考えられないのでやめたほうがいいでしょう。私としては朝一か寝る前に感謝日記をつけることをお勧めします。
書き方としてはいまあなたが感謝していることを3~5つ書くことです。内容はどんなこと小さなことでも問題ないです。夫がコーヒーを入れてくれた、息子が家事を手伝ってくれたなど思いめぐらしてください。
大切なことは、本当に感謝していることを書き出すことです。感謝することに慣れていない人は少し時間がかかるかもしれませんが、無理やり書き出しても意味がありません。
感謝日記というと毎日書かなければいけないと思っている人がいます。しかし最も効果を実感できるのは平均して週に一度がいいと言われています。あくまで平均なので週3日やったほうが効果が実感できたという人もいます。
ただ書き始めはどれぐらいの間隔で書くのが自分にとって最も効果的なのかわからないと思うので週に一度書くことから始めてみてください。慣れてきたらいろいろ試してみてください。
感謝日記だけに縛られない
感謝日記を書く目的は、感謝の気持ちを持続させ、上記の8つの効果を実感できるようになるためです。そのため感謝の気持ちを忘れず、実感できるなら感謝日記だけにこだわる必要ありません。
直接感謝の気持ちを相手に言ったり、メールで伝えることも感謝の気持ちは高まり、効果はあります。そのためには普段からさまざまな感謝の表し方を工夫してみてください。感謝日記はあくまでひとつの方法論にすぎません。