確証バイアスの具体的な例と回避する方法

確証バイアス 例

確証バイアスとは、自分が思っていた考えや仮説に合わせてデータを集めて、都合の悪いデータを見ずに真実を捻じ曲げてしまうことです。

つまり最初に答えがあって、それを証明するような都合のいい事実だけを選んでしまう傾向のことです。確証バイアスは誰でもやってしまいがちなことで、気を付けないと大きな失敗や事故を招く可能性があります

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確証バイアスの例

住宅の購入、株式投資など都合のいい情報だけ信じて意思決定してしまうのも確証バイアスのひとつの例でしょう。

STAP細胞

最近世間を騒がした確証バイアスの例だとSTAP細胞でしょう。あの事件もまずSTAP細胞があること前提で小保方晴子氏を含め理化学研究所チームなどが都合のいいデータだけ集めて世間に論文を発表しました。

発表当時は世紀の大発見と大きく報道されましたが、STAP細胞が再現できない、論文の改ざんなどの不正、公開した遺伝子データの遺伝子解析が論文と矛盾などあり、論文撤回に追い込まれました。そして小保方晴子氏は理化学研究所から退職ことになり、研究者としての道を閉ざされるという最悪の事態に追い込まれることになってしまったのです。

確証バイアスを回避するには?

確証バイアスを回避するには誰でも自分が見たいと思っていること、信じていることだけ見る傾向にあるということを普段から自覚しておくことです。そして自分の考えに対して本当に正しいのか疑いを持つことが大切です。

また普段から厳しいこと、真実をしっかり言ってくれる友達やメンターを持っておくことも回避するために大変有効です。

確証バイアスというのは本当によく陥りがちなので、注意する必要があります。

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